今、ときわの庭は、アリたちが 大いそがし。
至る所に巣があり、
ちいさなアリに大きなアリ、卵を運んだり、食べ物を運ぶ所、巣から出たり入ったりする様子を、子どもたちは、よくじっと眺めています。
小屋の中にも入って来るし、
お弁当にシートを広げると、その上を歩くので毎日「おじゃましていまーす」だし、
(アリの方がうちらより先に住んでたからね、が 私たちの合言葉)
ちょうど歌でも、♪アリさんのお話聞いたかね と歌っていたり、
お話でも、アリの王さまが家来のアリを5千匹連れてやって来る グリム童話をしていたりと、何かと ”アリ”な 季節。
先日、庭で遊んでいると、「ダメだよ!」と強い口調の声が聞こえて来ました。
ちっちゃこびと(年少)の女の子が、アリの巣にカップで水を注いだ模様。
「ダメだよ。アリが大騒ぎしてるよ!」
『兄さんたちは、アリの巣をほじくり返して、ちいさなアリが大騒ぎするのを見ようと言いだしました』(グリム童話)
普段、昼寝前のお話の時間には、ひたすら眠気と闘ってぐでんぐでんのちゅうこびと(年中)の男の子が、
アリたちがどんなに気の毒か、やめて欲しいと思っているか、を訴えています。
注いだちっちゃこびとは、”穴があったから注いでみた” だけでしたから、
その迫力に、(よくは分からないけれど!)これは大変なことをしたらしい、と真剣な顔になり、大騒ぎするアリたちを、黙ってじーっと見つめていました。
そのあと。
「今日はアリの巣を作ってあげることにした」と、ちゅうこびと兄さん。
土を掘って、踏まれない庭の隅に運んで、丁寧に盛って、上に昼咲月見草のピンクの花びらもたくさん飾って。
たくさんのアリでも住める、りっぱな巣を作り上げていました。
弁当食べて、昼寝して、だいぶ経ってから、「あ。巣作ったけど、穴開けるの忘れた!」
…大丈夫よ。きっと自分らで穴は掘って入れるよ。気に入ったらね。
子どもたちの毎日は、全部がまるごと繋がっています。
アリも自分たちも、おんなじちいさな生き物だなってこと、
近く暮らして身にしみているし、重ねてじわじわしみて行くんだなぁ。
ちなみに。まだ空き家です。
近く暮らしても、相手の好みまで分かるのはなかなか難しいもんです。
0 件のコメント:
コメントを投稿