2017年6月5日月曜日

色の始まり


ときわの朝は、部屋で過ごします。
子どもたちは、好きなことを好きなようにして、
お母さんとかお姉ちゃんとか、猫とか犬とか、赤ちゃんやら竜(←この頃の流行り)になったり
して、遊んでいます。

大きなテーブルの上には、”朝のコーナー”という曜日ごとの遊びの用意があり、
これまたやりたい子がやって来て、遊びます。
休み明けの今日は、じっくりと自分と向き合う、水彩です。

3原色を使って色を遊びますが、始まりの春は1色ずつをたっぷり楽しんでいきます。
世界に、色が1つずつ灯っていくように。

光が生まれ(黄)
水が湧き(水)
生命が灯る(赤)

次に2色ずつ。

7週目の今日、ようやく3色が揃いました。
色と色が出会って、世界が回り始めました。


夏は、自身の内から外へ向かう季節と言われます。
子どもたちの発する色も、筆を握る表情も、筆の動かし方も、
力強く、外へ!と吹き出していきます。
同じ3色を使っているのに、紙の上に広がる世界は、一人ひとり全く違って
それぞれです。

夏。楽しみ。

2017年5月27日土曜日

”アリ”たちと。

今、ときわの庭は、アリたちが 大いそがし。

至る所に巣があり、
ちいさなアリに大きなアリ、卵を運んだり、食べ物を運ぶ所、巣から出たり入ったりする様子を、子どもたちは、よくじっと眺めています。
小屋の中にも入って来るし、
お弁当にシートを広げると、その上を歩くので毎日「おじゃましていまーす」だし、
(アリの方がうちらより先に住んでたからね、が 私たちの合言葉)
ちょうど歌でも、♪アリさんのお話聞いたかね と歌っていたり、
お話でも、アリの王さまが家来のアリを5千匹連れてやって来る グリム童話をしていたりと、何かと ”アリ”な 季節。

先日、庭で遊んでいると、「ダメだよ!」と強い口調の声が聞こえて来ました。
ちっちゃこびと(年少)の女の子が、アリの巣にカップで水を注いだ模様。
「ダメだよ。アリが大騒ぎしてるよ!」

『兄さんたちは、アリの巣をほじくり返して、ちいさなアリが大騒ぎするのを見ようと言いだしました』(グリム童話)

普段、昼寝前のお話の時間には、ひたすら眠気と闘ってぐでんぐでんのちゅうこびと(年中)の男の子が、
アリたちがどんなに気の毒か、やめて欲しいと思っているか、を訴えています。
注いだちっちゃこびとは、”穴があったから注いでみた” だけでしたから、
その迫力に、(よくは分からないけれど!)これは大変なことをしたらしい、と真剣な顔になり、大騒ぎするアリたちを、黙ってじーっと見つめていました。

そのあと。
「今日はアリの巣を作ってあげることにした」と、ちゅうこびと兄さん。
土を掘って、踏まれない庭の隅に運んで、丁寧に盛って、上に昼咲月見草のピンクの花びらもたくさん飾って。
たくさんのアリでも住める、りっぱな巣を作り上げていました。

弁当食べて、昼寝して、だいぶ経ってから、「あ。巣作ったけど、穴開けるの忘れた!」
…大丈夫よ。きっと自分らで穴は掘って入れるよ。気に入ったらね。

子どもたちの毎日は、全部がまるごと繋がっています。
アリも自分たちも、おんなじちいさな生き物だなってこと、
近く暮らして身にしみているし、重ねてじわじわしみて行くんだなぁ。

ちなみに。まだ空き家です。
近く暮らしても、相手の好みまで分かるのはなかなか難しいもんです。

2017年5月20日土曜日

家族会*カレー会



すっかり夏のような陽気の今日、
ときわの森で、今年度初めての家族会を行いました。

ときわの庭に、園児や卒園生や、その家族が集って、ぐつぐつカレーを作りました。
お代わりに、お代わりに、お代わり…むふふ。
久しぶりが嬉しくて、ちょっとはずかしくて、くっつき合って、ケンカもして!
もう一つの家族…きょうだい、集合。

新しい毎日も、ちんまりしあわせですし、
それぞれが歩き始めている新しい道も、ぴかぴかですが、
時折、こうして集うのも、またいいな。
「みんなで、みんなを、見つめていきましょう」が、続いていくの嬉しいな。

今日は集まれなかった仲間たちにも、思いをよせて。
次は夏の初めに、お父さんたち大活躍!の”オヤジごはん”の予定です。
楽しみ。楽しみ。

ときわの森、保育者のりつこです。
これから、時々、ときわの森の子どもたちの様子を綴っていこうと思います。
よろしくお願いいたします。


自主運営の幼稚園・ときわの森では、引き続き、新しい仲間を募っています。

園児の対象年齢*3歳児から5歳児 
(2018年3月までに、4歳・5歳・6歳の誕生日を迎えるお子さん)

定員*8名程度(あと1-2名の募集です)

基本保育時間*月曜から金曜の9:00から16:00(朝夕1時間程度の延長保育は応相談)

見学や、その他のお問い合わせはコメント欄からどうぞ。

2017年4月13日木曜日

入園式


朝、部屋の様子がいつもと違うので???としつつ、
行ってきます!で身支度を整え、トイレへ。

新入園児を出迎えて入園式。

いつもの季節の歌を歌って、お祈り、小さなメルヘン。
おはよう大地♪をしたり、名前を呼んだり、小さな会。
迎える方も「ドキドキする!」と。
入園式を終えて、新入園児は帰る。

明日から一緒に遊べるように、と遊び道具の用意を済ませて外へ。
昨日のつづきのケーキ作りや板で家を作ったり、橋を作ったり。
赤ちゃんのいる家族ごっこ。
立派な釜戸を作ったりも。



木陰にシートを敷いて、ごはん。
いつものようにお喋りして頂く。
フッと遊びやご飯の途中に新入園児のことを思い出し、話している。
食べ終えた人は自分たちで鬼ごっこやかくれんぼ。

季節の花を真ん中に飾って歌を歌う。
歌はいつも歌いたい 楽しむ気持ちが伝わってくるように
真剣な表情で 吸い込みながら歌にしていく。


2017年3月25日土曜日

卒園式


年長3人が卒園しました。

卒園記念品は、年長の1年間、毎週少しずつ織った織物と今年に入って制作した版画。

卒園式後、年少母さんたちの心のこもった料理を青空の下でいただきました。
庭でみんなで作った豚汁も!
どれもこれもおいしかった。





卒園証書は1枚1枚手刷りの版画でした。
誇らしげに卒園証書をもらう卒園生たち、かっこよかった!

ときわの家族とぎゅっとくっついて過ごした1年間、
自分と世界を信じる力をいただきました。
ほんとうにありがとうございました。
(卒園生母より)


2017年1月21日土曜日

園児募集

ときわの森は、保護者と保育者が、それぞれに役割を受け持って、共に子どもたちを見つめる自主運営の幼稚園です。みんなの愛情と祈りが支える、ちいさな共同体です。

福岡県糸島市。
JR筑肥線大入駅からゆっくり歩いて約10分の海のそば。
森の入り口の可愛いおうち。

少人数で、キュッとくっつき合って日々を丁寧に過ごし、「子どもが真ん中にある」ことを大切にしています。

愛情に満ちた仲間たち、繰り返される暮らしや遊び、身近な自然、全部が丸ごと繋がって、安らかな子どもの時を紡いでいきます。


ときわの森では、来春からの新しい仲間を募っています。

園児の対象年齢*3歳児から5歳児 (2017年4月2日時点で、3歳・4歳・5歳)

定員*7名程度(あと2,3名の募集です)

基本保育時間*月曜から金曜の9:00から16:00(朝夕1時間程度の延長保育は応相談)


見学や、その他のお問い合わせはコメント欄からどうぞ。

2017年1月10日火曜日

2017年 始まりの日


朝は「おはよう」と「あけましておめでとう」が混ざりながらの挨拶を。

3学期は”いつも通り”に戻るのが早い。
中へ入るとリュックから出した おはようこびと を起こし、たまちゃんに挨拶。

会わなかったときのことをそれぞれピン!と来たら、報告し合う。
他は”いつも通り”。

全員が揃って、ジャーン!で布を取ると、コマがいっぱい。
正月に・・・と話していた大きな木ゴマや小さな木ゴマ。
年少はおなじみの缶ゴマや帽子ゴマを、年長は交代でいろんな木ゴマを試している。
初めはなかなか回らぬこともあるが、これも慣れるのが早い!
板の上で回すなどの目標を決めてそれぞれ取り組んでいた。

ひとしきりコマ回しをすると、もう1つの堤。ジャーン!で布を広げ、???ながら初の坊主めくり。
皆、座布団をもってきて、代を囲み始まる。

「ひめー!!!」 「とのーー!!!」 「ぼうずー!!!」と大盛り上がり。
「姫でろ、姫でろ」とか「段でろ、段でろ」とか「空っぽ―!!」とか。
誰かの模倣で響き合いながら、たっぷりと楽しむ。

3回目はコマ組と坊主めくり組に分かれたが、コマ組も近くでのぞき込んで大騒ぎしつつ。

輪になり、お正月、ねずみのうたから。
初日だが、動きや言葉、歌を柔軟に吸い込んで。
お正月の挨拶を三つ指ついて交わす。
たまちゃんの洋服をいよいよ皆で脱がせ、窓辺の日の当たるところに置き、外へ。

まず鬼ごっこ。泥の料理や家づくり。缶ぽっくりも掛け持ちで。
庭の真ん中では大人が「お年玉」のカンコロモチ焼きの準備。時々、火焚きの手伝いも。

片付けてごはん!
おいしいお味噌汁をいただき、「今年もよろしくお願いします」とご挨拶。

中へ入り、歌、お祈り、メルヘン。
新しい歌もぐんぐん吸い込み、歌おうとしていく。
ロウソクを囲み、心地よい時間。
メルヘンの最後に、ご近所の方が「子どもたちのおやつに!」とみかんを持ってきてくださる。
ありがたい。
ロウソクを消して、扉を開け「みかん、ありがとうございましたーー!!」

昼寝の用意。今日から年長は昼寝なし。自分のお世話係の背中をしばらく「とんとん」。
それから外に出て、おやつのカンコロモチ焼き。
年少が起きて、カンコロモチとおじさんのみかんのおやつを食べる。

海へ凧揚げへ!
糸がなくなりそうなくらいぎゅーんと上がったり、引っかかったり、コンコンコンコンってなったり。
子どもらも走ったり、跳んだり、追いかけたり、引っ張ったり。
最後は手を放してしまって、飛んで行った凧を探しに行き・・・・見つけて帰る。

縁側に座って、お迎えのお母さんたちへも「お正月のご挨拶」を。
今年もよろしくお願いいたします!!