2017年6月30日金曜日

確認です

今日、歌を歌う前に、森の母さんが楽器を用意していたら、
ちゅうこびとの男の子が、静かな声で尋ねました。

「それ、アメ?」

母さんの手にあったものを、そっと差し出すと、
大事そうにやさしくつまんで、にっこり。

もちろん、”触りたい”のは全員で、1人ずつ、そうっとつまんでにっこり。

「なんか違うね。」うんうん。

べっこうアメみたいな味がしそうだものね。
ずっと思っていたのでしょうね。
…ちっちゃこびとの頃からかしらね。
食いしんぼちゃんですからね。



↑ これです。グロッケンの打棒のあたま。いい琥珀色。


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自主運営の幼稚園・ときわの森では、
引き続き、新しい仲間を募っています。

園児の対象年齢*3歳児から5歳児 
(2018年3月までに、
4歳・5歳・6歳の誕生日を迎えるお子さん)

定員*8名程度(あと1-2名の募集です)

基本保育時間*
月曜から金曜の9:00から16:00




2017年6月29日木曜日

ちょうちょ ❤︎

ときわの庭では、今、ちょうちょとりが流行っています。

いつも通りに、地面にしゃがんで泥のお料理を作っていても、
「ちょうちょ!」の誰かの声が響くと、
走って網を取り、追いかけます。

お庭の母さんが、手と愛情をたっぷり掛けるときわの庭には、
毎日、たくさんのお客が飛んで来るのです。
シジミ・モンシロ・キチョウ・キアゲハ・アオスジアゲハ・クロアゲハ・モンキアゲハ・ツマグロヒョウモン…あぁもう素敵に分からない色々な、ともかくちょうちょ!

誰も彼もがそんな感じですが、
(ちなみにときわの網は2本です。知恵と協力と情熱が必要になります。)
先日、生まれて初めて!ちょうちょをとることが出来たちっちゃこびとは、
ともかく、今、夢中です。
たぶん、頭の40% くらいが常にちょうちょ。

「あ!ちょうちょ!」
「ちょうちょ おった!」
「今日も、ちょうちょ とれたねぇ。」
「…んもう!ちょうちょ になりたいっ ❤︎」

好き過ぎ ❤︎

2017年6月21日水曜日

返って来た!

優しくすると、いつか”優しい”が返って来る。
意地悪すると、いつか”意地悪”が返って来る。
たまーに、ときわでそんな話になります。

今日、トイレを待っている時に、
「あ、それいい考え!」が浮かんだ仲間の頭を、
「いいね!」となでなでした子がおりました。
なでられた子は、嬉しそうににーっこりして、喜びあふれて、
なでなでした子の頭をなでなで。

二人でにこにこしながら、お互いの頭をなでています。
そのうち、前に並んでいた子の頭も、なでなで。喜びのおすそ分け。
そうしたら、その子もにこにこして、また”なでなで返し”。

なでなですると、”なでなで”が返って来る!!!
みんなで大笑い。

ちなみに。
これはその後、”よしよしごっこ”となり、
『”よしよし”する人が、キャーキャー逃げる人を追いかけて、頭を撫でる遊び』
となりました。
「後で、よしよしごっこしよう!」のように使われています。


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自主運営の幼稚園・ときわの森では、引き続き、新しい仲間を募っています。

園児の対象年齢*3歳児から5歳児 
(2018年3月までに、4歳・5歳・6歳の誕生日を迎えるお子さん)

定員*8名程度(あと1-2名の募集です)


基本保育時間*月曜から金曜の9:00から16:00

2017年6月19日月曜日

竜の名前

このところ、ときわの森では、”竜”の熱が高まっています。
ごっこ遊びでも、竜率高し。

火の竜・サラマンドラから始まって、
水の竜・エドワード、
海の竜は、リヴァイアサン。←これ、仲間思いの卒園生が調べて教えてくれました。

「海の竜はリヴァイアサン。調べてくれたんだって。」と伝えたところ、
最も!”竜になりたい”男の子が「へぇ!」とにこにこして、
嬉しそうに、何度かその難しい名前を繰り返して言いました。

「…なんか、買う所みたいだね!」にこにこ
「ん?」

…それ、八百屋さん、肉屋さん、パン屋さん、リヴァイ屋さん?みたいな?

2017年6月14日水曜日

梅子ちゃん

ときわの裏の鬼ごっこ広場に、梅をざんぶり
採りに行ったのが5月末。
それから、”梅子ちゃん”と名前をつけて、毎日ちょっと秘密ですけれど、魔法を掛けたりしながら、大事に大事にお世話して来た梅が
シロップになりました。

今日のおやつは、その梅子ちゃんを使っての
フルーツポンチ。
ご近所さんに昨日頂いたビワと、イチゴと、
反対側の裏の土手で採って来た桑の実と、
朝から茹でたお豆腐だんごに、
お玉一杯分ずつ、自分で梅子ちゃんを注いで。

お昼寝からも飛び起きて、なんか名前は忘れちゃったけど、おやつのあれ!
残ったお汁には冷たい氷水を注いで、ジュースに。にーんまり。

もっと暑くなったらさ、かき氷だね!
おいしいものには目がないワタクシタチですからね。
ジリジリ日毎黒くなりながら、夏の暑さを
待っています。




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自主運営の幼稚園・ときわの森では、引き続き、新しい仲間を募っています。

園児の対象年齢*3歳児から5歳児 
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基本保育時間*月曜から金曜の9:00から16:00

2017年6月13日火曜日

お客さん

今日、お弁当を食べていたら、ひとりの子どもの帽子の上に、
赤ちゃんカマキリがのっていました。
1cmもないくらいのちいさなちいさなカマキリ。
本人も「見たい!」に、「じゃそーっとそーっと帽子を脱いで…」
かわいいねぇ。ちっちゃいねぇ。
でもお味噌汁に飛び込みそうやねぇ…飛び込んだ!

大変!大変!助けて!外出して!
フーッ。草の上にあげられたカマキリは、ひょこひょこ歩いていきました。
よかったねぇ。

「…なんか弁当箱の中に、クワガタがおる。」
みんなで視線を動かすと、コクワガタのメスが、お弁当のフタの中でカタカタカタ。

今日はお客さん、多い日やねぇ。
「夏やねぇ。」好きな虫がコクワのメスになった、フタの持ち主がしみじみと。

心地よいときわの庭は、今、毎日お客でいっぱいです。

2017年6月9日金曜日

カエルの歌


私たちのときわの暮らしには、歌が溢れまくっています。
遊んでいる時も、片付けしている時も、靴を履きながらやお弁当の準備をしながらや、
トイレで順番待っている時も! 誰からともなく歌っています。
雨が小屋の屋根を叩く音も、
窓から聞こえてくる小鳥のさえずりも、
子どもたちは、どの歌にも乗っかって、耳を澄ましてわくわくしています。

毎日、お昼寝前に庭から部屋へ戻ると、輪になってギターに合わせたり、手遊びを交えて、
季節の歌を幾つも歌います。
今週から、紫陽花や雨の歌を多く歌い始めました。

♪カエルが2匹 ぴょんぴょんダンス お池で遊ぶ なかよしカエル

ちっちゃこびとが、毎朝、遊びながら、覚えたての歌をにこにこ口ずさみます。
カエルのお手玉を、ぴょんぴょん投げながら。

♪カエルが2匹 ぴょんぴょんダンス お池にはまって さぁ大変 どじょうが出て来て…
 こんにちは?

最後の方が、もにょもにょ…となりながら、終わっていきます。
しばらくするとまた歌い出して…もにょもにょ。

少し首を傾げて、耳を澄ましているちゅうこびとの兄さん姉さん。
なんか分からんけれど、なんか言いたげに。


カエルたちはお構いなしに、ぴょんぴょん嬉しそうに跳ねています。

2017年6月7日水曜日

肉まん食べ放題の日!



少し前に、ご近所の方が分けてくださった筍を、今日この日までとっておきました!イヒヒ。
今日は雨で、1日中お部屋で、朝からせっせせっせと肉まん作業。
今日のお昼は、『肉まん食べ放題!』の日。
お腹が痛くなるまで食べていいよーの日。
ヒャッホー !!!!!! おいしいー !!!!!!!!!

蒸し器をかしてくれた庭の母さんと父さんにおすそ分けするつもりが…残ったのは1個でした。
「…半分こにして食べれるね!」…そうね。

すんごいすんごい食べたから、夜ね、本当に痛くなった子もいましたよ。まぁそんな日もある!

2017年6月5日月曜日

色の始まり


ときわの朝は、部屋で過ごします。
子どもたちは、好きなことを好きなようにして、
お母さんとかお姉ちゃんとか、猫とか犬とか、赤ちゃんやら竜(←この頃の流行り)になったり
して、遊んでいます。

大きなテーブルの上には、”朝のコーナー”という曜日ごとの遊びの用意があり、
これまたやりたい子がやって来て、遊びます。
休み明けの今日は、じっくりと自分と向き合う、水彩です。

3原色を使って色を遊びますが、始まりの春は1色ずつをたっぷり楽しんでいきます。
世界に、色が1つずつ灯っていくように。

光が生まれ(黄)
水が湧き(水)
生命が灯る(赤)

次に2色ずつ。

7週目の今日、ようやく3色が揃いました。
色と色が出会って、世界が回り始めました。


夏は、自身の内から外へ向かう季節と言われます。
子どもたちの発する色も、筆を握る表情も、筆の動かし方も、
力強く、外へ!と吹き出していきます。
同じ3色を使っているのに、紙の上に広がる世界は、一人ひとり全く違って
それぞれです。

夏。楽しみ。